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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 呼吸器疾患治療薬 ステロイド薬

ケナコルト—A(BMS)

著者: 馬島徹1

所属機関: 1日本大学医学部第1内科

ページ範囲:P.258 - P.258

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臨床薬理
●作用機序:糖質代謝作用,抗炎症,抗アレルギー作用が強く,しかも鉱質代謝作用が弱いため,ナトリウム,水分の体内貯留に基づく浮腫などが少ないという特長をもっている.
●血中濃度モニタリング:筋注時の平均血中濃度は,3時間後に最高51.7μg/100mlとなり,以後6日目に15.2μg/100m1まで漸減,7日目から14日目までほぼ一定濃度で,有効血中濃度は14〜21日間持続している.尿中排泄は,第1日目12.5%,その後は極めて少なく7日間で16.5%である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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