icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 代謝・栄養障害治療薬 ビグアナイド系製剤(経口血糖降下薬)

グリコラン(日本新薬)=メルビン(住友化学)

著者: 伴野祥一1 宇都木敏浩1 伊藤嘉人1 河津捷二1

所属機関: 1群馬大学医学部第2内科

ページ範囲:P.316 - P.317

文献購入ページに移動
 一般名はメトホルミンで,既に日本ではビグアナイド系薬物として最も一般的に使用されているものである.ビグアナイド系薬物としては,このほかにブホルミンとフェンホルミンがあるが,フェンホルミンは強力で,乳酸アシドーシス発生による事故もあり,現在使用されなくなった.メトホルミンは乳酸アシドーシス発生も少なく(0.03/1,000人),1995年,これまでビグアナイド系製剤が市販されていなかった米国でもFDAの承認するところとなり,再び注目を集めるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら