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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 内分泌疾患治療薬 抗甲状腺薬(甲状腺機能亢進症治療薬)

メルカゾール(中外)/チウラジール(東京田辺)=プロパジール(中外)

著者: 藤平隆司1 江藤澄哉1

所属機関: 1産業医科大学第1内科

ページ範囲:P.366 - P.367

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臨床薬理
●作用機序:メルカゾール®(以下,MMI)とチウラジール®=プロパジール®(以下,PTU)の両者は,甲状腺ホルモンの合成を阻害することによって機能亢進症を改善するが,PTUには末梢組織でのT4からT3への変換を阻害する作用もある.また,両者が甲状腺特異的自己免疫疾患であるBasedow病に有効な理由として,免疫抑制作用が推測されている.
●血中濃度モニタリング:臨床的に必ずしも必要でない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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