文献詳細
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
内分泌疾患治療薬 性ホルモン製剤(性腺機能低下症治療薬)
文献概要
臨床薬理
●作用機序:本剤は,合成プロゲストーゲンであるメドロキシプロゲステロンアセテート(me—droxyprogesterone acetate)製剤である.プロゲストーゲンの主な作用は,性器に対する作用として,①子宮筋のオキシトシンに対する感受性を弱める作用,②子宮内膜を分泌期化させる作用,③子宮頸管腺の分泌を抑制する作用,④腟上皮の角化を抑制する作用,⑤乳腺を成長させる作用,⑥去勢動物の妊娠維持作用などがある.また性器以外の作用としては,⑦視床下部・下垂体に働いて体温を上昇させる作用,⑧蛋白異化作用,⑨中枢にフィードバックしてGnRHおよびゴナドトロピンの分泌を減少させる作用などが知らされている.
プロゲストーゲン製剤には上記のプロゲストーゲン活性以外に,エストロゲン活性およびアンドロゲン活性をもつものがあるが,本剤のエストロゲン活性やアンドロゲン活性は極めて弱く,プロゲストーゲン活性が高い製剤である.
●作用機序:本剤は,合成プロゲストーゲンであるメドロキシプロゲステロンアセテート(me—droxyprogesterone acetate)製剤である.プロゲストーゲンの主な作用は,性器に対する作用として,①子宮筋のオキシトシンに対する感受性を弱める作用,②子宮内膜を分泌期化させる作用,③子宮頸管腺の分泌を抑制する作用,④腟上皮の角化を抑制する作用,⑤乳腺を成長させる作用,⑥去勢動物の妊娠維持作用などがある.また性器以外の作用としては,⑦視床下部・下垂体に働いて体温を上昇させる作用,⑧蛋白異化作用,⑨中枢にフィードバックしてGnRHおよびゴナドトロピンの分泌を減少させる作用などが知らされている.
プロゲストーゲン製剤には上記のプロゲストーゲン活性以外に,エストロゲン活性およびアンドロゲン活性をもつものがあるが,本剤のエストロゲン活性やアンドロゲン活性は極めて弱く,プロゲストーゲン活性が高い製剤である.
掲載誌情報