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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 内分泌疾患治療薬 性ホルモン製剤(性腺機能低下症治療薬)

プラノバール(ワイス)

著者: 苛原稔1 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.381 - P.381

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臨床薬理
 本剤は,合成プロゲストーゲンであるノルゲストレル0.5mgと,合成エストロゲンであるエチニールエストラジオール0.05mgを含む合剤である.主な薬理作用はプロゲストーゲン作用(プロベラ®の項を参照)とエストロゲン作用(プレマリン®の項を参照)である.ノルゲストレルは各種プロゲストーゲンのなかでは黄体ホルモン作用,特に子宮内膜に対する作用や排卵抑制作用が非常に強い製剤であり,一方,エチニールエストラジオールも極めて強いエストロゲン活性を有し,ゴナドトロピン分泌抑制作用が強い製剤である.それらの合剤である本剤は,抗ゴナドトロピン作用,排卵抑制作用が強く,また子宮内膜の増殖や分泌期性変化を障害するので,経口避妊薬としても利用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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