文献詳細
文献概要
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 腎疾患治療薬 副腎皮質ステロイド(腎炎・ネフローゼ治療薬)
水溶性プレドニン(塩野義)
著者: 槇野博史1 弘中一江1
所属機関: 1岡山大学医学部第3内科
ページ範囲:P.393 - P.393
文献購入ページに移動●作用機序:通常の経口ステロイド療法では,ステロイドの血中濃度は20μg/dl前後であるが,パルス療法後は5mg/dl前後になる.パルス療法では,経口ステロイド療法に比し血中濃度が250倍に達し,また24時間後にも20μg/dlを保っている.したがって,強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を早期に発揮する.
●血中濃度モニタリング:通常は行わない.
掲載誌情報