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増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 腎疾患治療薬 免疫抑制薬(腎炎・ネフローゼ治療薬)
サンディミュン(サンド)
著者: 富野康日己1 鈴木重伸1
所属機関: 1順天堂大学医学部腎臓内科
ページ範囲:P.396 - P.396
文献購入ページに移動●作用機序:本剤は,主としてT細胞(リンパ球)に,一部B細胞に働き,免疫抑制作用を発現する.特に,ヘルパーT細胞に作用してIL−2の産生・放出を抑制すると考えられている〔抗生剤由来免疫抑制薬〕.
●血中濃度モニタリング:トラフレベル(検査日の朝服薬前)の血中濃度が50〜150ng/mlになるように投与量を調節する.本剤は併用薬により血中濃度が変化しやすいので,注意する.
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