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増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 腎疾患治療薬 抗血小板薬(腎不全進行阻止・蛋白尿治療薬)
コメリアン(興和)
著者: 高橋剛1
所属機関: 1東京逓信病院腎臓内科
ページ範囲:P.403 - P.403
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●作用機序:本剤の薬理作用としては,①血小板のホスホリパーゼを阻害する.②アデノシンの細胞内取り込みを阻害して,細胞外アデノシン濃度を高める.ペルサンチン®,コメリアン®とも冠血管拡張薬として使われるが,その機序は②によると考えられている.ペルサンチン®の項でも述べたように,腎作用の主体も②のアデノシンの増強としたいが,詳細な機序は不明といわざるを得ない.
●作用機序:本剤の薬理作用としては,①血小板のホスホリパーゼを阻害する.②アデノシンの細胞内取り込みを阻害して,細胞外アデノシン濃度を高める.ペルサンチン®,コメリアン®とも冠血管拡張薬として使われるが,その機序は②によると考えられている.ペルサンチン®の項でも述べたように,腎作用の主体も②のアデノシンの増強としたいが,詳細な機序は不明といわざるを得ない.
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