icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略

腎疾患治療薬 抗血小板薬(腎不全進行阻止・蛋白尿治療薬)

コメリアン(興和)

著者: 高橋剛1

所属機関: 1東京逓信病院腎臓内科

ページ範囲:P.403 - P.403

文献概要

臨床薬理
●作用機序:本剤の薬理作用としては,①血小板のホスホリパーゼを阻害する.②アデノシンの細胞内取り込みを阻害して,細胞外アデノシン濃度を高める.ペルサンチン®,コメリアン®とも冠血管拡張薬として使われるが,その機序は②によると考えられている.ペルサンチン®の項でも述べたように,腎作用の主体も②のアデノシンの増強としたいが,詳細な機序は不明といわざるを得ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら