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iatrosの壺
アロプリノールによりStevens—Johnson症候群を発症した一症例
著者: 山崎正行1
所属機関: 1徳島逓信病院内科
ページ範囲:P.427 - P.427
文献購入ページに移動APは尿酸生成抑制薬として高尿酸血症治療に広く使われている.しかし,発熱,消化器症状など比較的軽度なものから,腎不全,敗血症,意識障害を伴う中枢神経障害など重症の副作用もみられ,時には重篤なSJ症候群や,中毒性表皮壊死も報告されている.腎不全では薬疹が20%に出現しており,漫然とした使用は避けなければならない.
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