文献詳細
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
アレルギー・リウマチ性疾患治療薬 免疫抑制薬
文献概要
臨床薬理
●作用機序:Tリンパ球の抗原認識に伴う活性化の初期段階を比較的選択的に阻害し,Tリンパ球のインターロイキン(IL)−2産生を抑制する.細胞内のシクロフィリンと結合し,最終的にNF—ATなどの転写因子活性を抑制することによりIL−2産生を抑制すると考えられている.
●血中濃度モニタリング:臓器移植患者に投与する際には,過量投与による副作用の発現および低用量投与による拒否反応の発現などを防ぐため,トラフレベルの血中濃度を移植直後は頻回に,その後は1カ月に1回を目安に測定し,また,ベーチェット病および乾癬患者に投与する際にも,副作用の発現を防ぐため1カ月に1回を目安に血中濃度を測定し,投与量を調節する.
●作用機序:Tリンパ球の抗原認識に伴う活性化の初期段階を比較的選択的に阻害し,Tリンパ球のインターロイキン(IL)−2産生を抑制する.細胞内のシクロフィリンと結合し,最終的にNF—ATなどの転写因子活性を抑制することによりIL−2産生を抑制すると考えられている.
●血中濃度モニタリング:臓器移植患者に投与する際には,過量投与による副作用の発現および低用量投与による拒否反応の発現などを防ぐため,トラフレベルの血中濃度を移植直後は頻回に,その後は1カ月に1回を目安に測定し,また,ベーチェット病および乾癬患者に投与する際にも,副作用の発現を防ぐため1カ月に1回を目安に血中濃度を測定し,投与量を調節する.
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