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増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 アレルギー・リウマチ性疾患治療薬 抗リウマチ薬
シオゾール(塩野義)
著者: 井上哲文1
所属機関: 1東京大学医学部物療内科
ページ範囲:P.437 - P.437
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●作用機序:単球に対しては,高濃度でHLAclass II分子の表現を抑制するが,IL−1産生の抑制能はなく,遊走,貪食,化学発光,活性酸素産生の抑制能も極めて弱い.リンパ球に対しては,高濃度でその増殖を抑制するものの,おしなべて明確な作用を発揮しない.多形核白血球の凝集,貪食,化学発光,活性酸素産生に対する抑制作用も弱い.滑膜細胞の増殖を強力に抑制する.注目すべき薬理活性として,低濃度で転写因子のDNAへの結合を阻害することが報告されている.
●作用機序:単球に対しては,高濃度でHLAclass II分子の表現を抑制するが,IL−1産生の抑制能はなく,遊走,貪食,化学発光,活性酸素産生の抑制能も極めて弱い.リンパ球に対しては,高濃度でその増殖を抑制するものの,おしなべて明確な作用を発揮しない.多形核白血球の凝集,貪食,化学発光,活性酸素産生に対する抑制作用も弱い.滑膜細胞の増殖を強力に抑制する.注目すべき薬理活性として,低濃度で転写因子のDNAへの結合を阻害することが報告されている.
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