文献詳細
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
アレルギー・リウマチ性疾患治療薬 抗リウマチ薬
文献概要
臨床薬理
●作用機序:免疫担当細胞のうち,主要標的細胞はTリンパ球と考えられてきた.本剤はCu2+あるいはセルロプラスミンの存在下で活性酸素の産生を誘導し,これがTリンパ球増殖や,Bリンパ球による抗体産生におけるヘルパー機能の抑制につながる.そして近年,このような抑制はTリンパ球のみにとどまらず,Bリンパ球,NK細胞,線維芽細胞にも生ずることが明らかにされている.また,筆者らのグループは最近,単球系細胞における抑制は最終的にはアポトーシスにっながることを明らかにした.
●作用機序:免疫担当細胞のうち,主要標的細胞はTリンパ球と考えられてきた.本剤はCu2+あるいはセルロプラスミンの存在下で活性酸素の産生を誘導し,これがTリンパ球増殖や,Bリンパ球による抗体産生におけるヘルパー機能の抑制につながる.そして近年,このような抑制はTリンパ球のみにとどまらず,Bリンパ球,NK細胞,線維芽細胞にも生ずることが明らかにされている.また,筆者らのグループは最近,単球系細胞における抑制は最終的にはアポトーシスにっながることを明らかにした.
掲載誌情報