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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略

アレルギー・リウマチ性疾患治療薬 抗リウマチ薬

メタルカプターゼ(大正)

著者: 井上哲文1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.439 - P.439

文献概要

臨床薬理
●作用機序:免疫担当細胞のうち,主要標的細胞はTリンパ球と考えられてきた.本剤はCu2+あるいはセルロプラスミンの存在下で活性酸素の産生を誘導し,これがTリンパ球増殖や,Bリンパ球による抗体産生におけるヘルパー機能の抑制につながる.そして近年,このような抑制はTリンパ球のみにとどまらず,Bリンパ球,NK細胞,線維芽細胞にも生ずることが明らかにされている.また,筆者らのグループは最近,単球系細胞における抑制は最終的にはアポトーシスにっながることを明らかにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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