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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略

感染症治療薬 セフェム系抗生物質

ロセフィン(ロシュ—杏林)

著者: 安川正貴1

所属機関: 1愛媛大学医学部第1内科

ページ範囲:P.463 - P.463

文献概要

臨床薬理
●作用機序:本剤の作用は,細菌の細胞壁合成阻害である.細菌細胞壁ペプチドグリカン架橋形成を阻害して,殺菌的に作用する.
●吸収・分布・代謝・排泄:喀痰,体液,組織などへの移行は良好である.本剤の特徴として,長い血中濃度半減期があげられる.健常人では,投与量・投与法にかかわらず半減期は7〜8時間で,既存のセフェム剤中最も長い.また,尿中・胆汁中排泄率がそれぞれ約55%,45%と,両者にバランスよく排泄されることも特徴である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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