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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 解熱・鎮痛・向精神薬など 解熱・鎮痛・抗炎症薬(非ステロイド系)

ピリナジン(山之内)=ナパ(アストラ)=ピレチノール(岩城)

著者: 高野愼1

所属機関: 1東京電力病院内科

ページ範囲:P.515 - P.515

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臨床薬理
●作用機序:アセトアミノフェンはアセトアニリドやフェナセチン投与時の主な代謝産物で,それらの解熱鎮痛効果を現す本体と考えられている.視床下部体温調節中枢に作用して,皮膚血管を拡張し,体温の放散を増大して発熱時体温を下降する.また,痛覚閾値の上昇効果による鎮痛作用をもつ.内服によりよく吸収され,30分から1時間で最高血中濃度に達し,発熱時には投与後約3時間で最大効果を発現する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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