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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 解熱・鎮痛・向精神薬など 抗不安薬

リーゼ(吉富)

著者: 村岡倫子1

所属機関: 1長谷川病院心療内科

ページ範囲:P.528 - P.528

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 臨床薬理
 ●作用機序:大脳辺縁系と視床下部に選択的に作用し,抑制性の神経伝達物質であるGABAの作用を増強させることにより,不安や緊張を意識や高次の精神機能に影響を与えず改善する.すぐれた抗不安作用を有するが,鎮静・催眠作用や筋弛緩作用は弱く,眠気やふらつきが出現しにくい.吸収,排泄も速やかであり,副作用が少ない.半減期は短い.
 ●血中濃度モニタリング:現在のところ臨床的には施行されていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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