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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻13号

1996年12月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患の検査 下垂体前葉ホルモン系 ホルモンの基礎値

GH(含,ソマトメジンC)

著者: 村上宜男1 加藤譲1

所属機関: 1島根医科大学第1内科

ページ範囲:P.2241 - P.2244

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ポイント
●下垂体GHは脈動的に分泌され,血漿GH値は睡眠などに伴い生理的変動を示す.
●血漿IGF-I値は加齢とともに変化するので,解釈に際しては年齢を考慮する.
●高感度EIA法で測定される尿中GH濃度はGH分泌動態を反映するが,腎障害患者では異常高値を示す.
●血漿GHおよびIGF-Iは,GH過剰分泌症では高値を,GH分泌低下をきたす下垂体機能低下症や下垂体性小人症では低値を示す.
●低栄養状態や肝機能障害では血漿GH値は高値を,血漿IGF-I値は低値を示し,栄養状態の改善によって正常化する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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