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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻13号

1996年12月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患の検査 副腎髄質ホルモン系 ホルモンの基礎値

尿中メタネフリン・ノルメタネフリン

著者: 吉村学1 西村眞人1

所属機関: 1京都府立医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.2340 - P.2341

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ポイント
●本検査はノルアドレナリンとアドレナリンの産生・分泌動態を知るためのものである.
●本検査はカテコールアミン過剰分泌病態である褐色細胞腫,交感神経芽細胞腫で異常高値を示し,診断や治療効果判定や経過観察に用いられる.
●尿中総メタネフリン排泄量が1.3mg/day以上であれば褐色細胞腫が考えられる.
●本検査とともに,血中・尿中カテコールアミン,VMA濃度測定を伴用すると診断効率は高くなる.
●偽陽性をきたすものとして,メチルドーパ,交感神経刺激薬や抑制薬,アルコール,バナナ,チョコレート,ケーキ類,柑橘類がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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