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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻13号

1996年12月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患の検査 性腺ホルモン系 負荷試験

プロゲステロン試験,エストロゲン・プロゲステロン試験

著者: 堤治1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.2354 - P.2356

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ポイント
●プロゲステロン試験およびエストロゲン・プロゲステロン試験は,無月経患者の重症度を診断するために実施する負荷試験で,子宮からの消退出血の有無で判定する.
●プロゲステロン試験で陽性(消退出血有)のときは,患者卵巣にはある程度成熟した卵胞の発育がありエストロゲン分泌を行っており,第1度無月経と診断される.陰性のときはエストロゲン・プロゲステロン試験で消退出血を確認し,卵胞の発育が極めて不良な第2度無月経と診断する.
●エストロゲン・プロゲステロン試験でも陰性のときは,機能的子宮を欠く子宮性無月経が考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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