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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病の予知と予防

厚生省糖尿病調査研究疫学班の研究成果と今後の展開

著者: 赤澤好温1

所属機関: 1国立京都病院WHO糖尿病協力センター

ページ範囲:P.221 - P.223

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ポイント
●全国小児糖尿病患者数は,厚生省小児慢性特定疾患治療研究費受給者数の調査によれば,18歳未満の登録数で1974年(昭和49年)の577人から1993年(平成5年)には6,146人に増加した.
●人口10万人当たり小児インスリン依存型糖尿病(IDDM)の発生率は平均1.5人,有病率は10万人当たり14.7人となっている.小児インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)も高年齢肥満児を中心に増加の傾向にある.小児IDDMの生命予後は専門医療の整備により改善の傾向にある.
●成人糖尿病は40歳以上の国民の10%に達し,全人口では約600万人の糖尿病有病者と,その約2倍の予備軍があり,予防対策が焦眉の急である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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