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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病の予知と予防

インスリン依存型糖尿病の頻度,発症の予知と予防

著者: 西村理明1 永田晶子1 田嶼尚子1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学内科学講座第3

ページ範囲:P.224 - P.226

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ポイント
●インスリン依存型糖尿病(IDDM)の頻度には国および人種間で極めて大きな差が存在し,世界的に見ると日本におけるIDDMの頻度は非常に低い.
●家族歴,遺伝子型,自己免疫マーカーおよびこれらの組み合わせにより,ハイリスク群におけるIDDMの発症危険度を推定することが可能となりつつある.
●IDDM発症の予防法は,主に環境因子の除去および自己免疫機序の進展阻止である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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