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文献概要
今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病発症の分子機構
インスリン分泌不全の分子機構
著者: 清野裕1
所属機関: 1京都大学医学部臨床代謝栄養学
ページ範囲:P.228 - P.229
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●わが国のインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)の多くはインスリン抵抗性は軽度で,インスリン分泌の低下を主徴とする.
●インスリン分泌,特にグルコースに対する選択的なインスリン分泌の低下が特徴である.
●NIDDMのβ細胞ではグルコース代謝に障害があり,十分なATP産生が行われないためKATPチャネルの閉鎖不全が生じ,グルコースによるインスリン分泌が障害される.
●わが国のインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)の多くはインスリン抵抗性は軽度で,インスリン分泌の低下を主徴とする.
●インスリン分泌,特にグルコースに対する選択的なインスリン分泌の低下が特徴である.
●NIDDMのβ細胞ではグルコース代謝に障害があり,十分なATP産生が行われないためKATPチャネルの閉鎖不全が生じ,グルコースによるインスリン分泌が障害される.
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