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今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病の新しい検査法
インスリン依存型糖尿病の診断—最近の話題
著者: 川崎英二1
所属機関: 1長崎大学医学部第1内科
ページ範囲:P.247 - P.249
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●インスリン依存型糖尿病(IDDM;1型糖尿病)の診断には,膵島関連自己抗体(ICA,IAA,GAD抗体など)の測定が非常に有用である.
●GAD(グルタミン酸脱炭酸酵素)抗体(RIA法)は簡便かつ高感度の検査法であり,発症早期IDDM患者の70〜90%に検出される.
●GAD抗体はICA(坑ラ氏島抗体)に比較し遷延化するため,長期経過した患者におけるIDDM(1型糖尿病)の診断にも有用である.
●GAD抗体はインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)患者における将来のインスリン分泌不全の予知マーカーとして最近注目されている.
●インスリン依存型糖尿病(IDDM;1型糖尿病)の診断には,膵島関連自己抗体(ICA,IAA,GAD抗体など)の測定が非常に有用である.
●GAD(グルタミン酸脱炭酸酵素)抗体(RIA法)は簡便かつ高感度の検査法であり,発症早期IDDM患者の70〜90%に検出される.
●GAD抗体はICA(坑ラ氏島抗体)に比較し遷延化するため,長期経過した患者におけるIDDM(1型糖尿病)の診断にも有用である.
●GAD抗体はインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)患者における将来のインスリン分泌不全の予知マーカーとして最近注目されている.
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