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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻2号

1996年02月発行

今月の主題 糖尿病臨床の最先端

糖尿病治療の最近の進歩

糖尿病の運動療法—科学的処方と臨床上の諸問題

著者: 佐藤祐造1 山之内国男2

所属機関: 1名古屋大学総合保健体育科学センター 2愛知医科大学第1内科

ページ範囲:P.261 - P.263

文献概要

ポイント
●身体トレーニングの実施は,体重減少の有無にかかわらず,糖尿病,殊に非インスリン依存型(NIDDM)で低下している個体のインスリン感受性を改善させる.
●個体のインスリン感受性改善(⊿MCR)と歩数計の歩数とは正の相関関係にあり,トレーニング効果を歩数計で評価できる.
●具体的運動処方としては,散歩,ジョギングなどの有酸素運動を中等度の強さ(40〜50歳台,脈拍:120/分)で,1回10〜30分以上,週3日以上行わせる.食事療法も併行して指導する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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