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今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病合併症の診断・治療の新しい展開
糖尿病性神経障害の診断基準とその評価法
著者: 安田斎1
所属機関: 1滋賀医科大学第3内科
ページ範囲:P.297 - P.299
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●糖尿病性神経障害の疫学データは施設間差が大きいが,診断基準が一定していないことが主因の一つである.
●糖尿病性神経障害の診断基準のスタンダードの一つに,自覚症状,神経学的所見,知覚機能,神経伝導速度,自律神経機能の5項目のうち,2項目以上が異常の場合を「神経障害あり」とする基準がある.
●腱反射と振動覚検査は糖尿病性神経障害の診断において,再現性と特異性の優れた検査である.
●診断基準は使用する目的に応じたものが作成されるべきである.
●糖尿病性神経障害の疫学データは施設間差が大きいが,診断基準が一定していないことが主因の一つである.
●糖尿病性神経障害の診断基準のスタンダードの一つに,自覚症状,神経学的所見,知覚機能,神経伝導速度,自律神経機能の5項目のうち,2項目以上が異常の場合を「神経障害あり」とする基準がある.
●腱反射と振動覚検査は糖尿病性神経障害の診断において,再現性と特異性の優れた検査である.
●診断基準は使用する目的に応じたものが作成されるべきである.
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