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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病合併症の診断・治療の新しい展開

糖尿病性神経障害治療薬—最近の進歩

著者: 豊田隆謙1 鈴木進1 桧尾好徳1

所属機関: 1東北大学医学部第3内科

ページ範囲:P.301 - P.304

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ポイント
●糖尿病性神経障害の成因としては代謝異常説と血管障害説がある.治療薬は両者の異常を是正するものである.
●薬効評価には症状,神経生理学的検査値,末梢神経病理変化をエンドポイントにして,プラシボ効果と判別することが望ましい.
●ビタミンB1,B12,キネダック(アルドース還元酵素阻害薬),リプル,パルクス(プロスタグラジンE1)が保険診療に使われている.
●新しくacetyl-L-carnitineの臨床試験が始まった.
●今後,これら薬物のコンビネーション治療が予測される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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