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今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病合併症の診断・治療の新しい展開
糖尿病性神経障害治療薬—最近の進歩
著者: 豊田隆謙1 鈴木進1 桧尾好徳1
所属機関: 1東北大学医学部第3内科
ページ範囲:P.301 - P.304
文献購入ページに移動●糖尿病性神経障害の成因としては代謝異常説と血管障害説がある.治療薬は両者の異常を是正するものである.
●薬効評価には症状,神経生理学的検査値,末梢神経病理変化をエンドポイントにして,プラシボ効果と判別することが望ましい.
●ビタミンB1,B12,キネダック(アルドース還元酵素阻害薬),リプル,パルクス(プロスタグラジンE1)が保険診療に使われている.
●新しくacetyl-L-carnitineの臨床試験が始まった.
●今後,これら薬物のコンビネーション治療が予測される.
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