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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病臨床の最先端 糖尿病合併症の診断・治療の新しい展開

頸動脈超音波断層法からみた動脈硬化症の進展因子とその対策

著者: 山崎義光1 児玉峰男1 鎌田武信1

所属機関: 1大阪大学医学部第1内科

ページ範囲:P.316 - P.319

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ポイント
●糖尿病患者の動脈硬化は,境界型糖尿病の時期より進展しており,虚血性心疾患,脳血管障害を高頻度に発症する.
●インスリン依存型糖尿病(IDDM)では,動脈硬化は発症直後から進展し,虚血性心疾患発症が高頻度に見られる.
●糖尿病患者および境界型糖尿病症例の動脈硬化の危険因子は,耐糖能異常,高脂血症,高血圧,喫煙である.
●糖尿病患者および境界型糖尿病症例の動脈硬化は,高血糖,高脂血症などの是正により,その進展を抑制し,動脈硬化性疾患の発症予防が可能となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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