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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病臨床の最先端 トピックス—糖尿病発症関連遺伝子の解析

インスリン依存型糖尿病の発症遺伝子解析—罹患同胞対法

著者: 池上博司1 川口義彦1 荻原俊男1

所属機関: 1大阪大学医学部第4内科

ページ範囲:P.330 - P.333

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ポイント
●インスリン依存型糖尿病(IDDM)は発症に遺伝因子と環境因子が複雑に関与する多因子遺伝疾患,あるいは“complex trait”という範疇に属する疾患である.
●Complex traitの遺伝解析には罹患同胞対法が有用である場合が多い.
●罹患同胞対法は同胞発症家系を多数集めて同胞で共有している遺伝子を同定する方法である.
●罹患同胞対法を用いた遺伝解析により,現在までに少なくとも10個のIDDM遺伝子がマップされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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