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文献概要
今月の主題 肝疾患Q&A 肝疾患の疫学と機序
献血者スクリーニングにより輸血後肝炎はどこまで制圧できるか
著者: 渡辺哲1 岡崎勲1
所属機関: 1東海大学医学部地域保健学
ページ範囲:P.429 - P.431
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●輸血後肝炎の多くを占めていたC型肝炎は,供血者のスクリーニング検査に第二世代抗体測定法を用いることにより,ほぼ100%予防が可能となった.
●稀にみられるHBVによる輸血後肝炎では,劇症肝炎例が報告されている.
●現在でもわずかにみられる輸血後肝炎には,最近ウイルスが同定されたGBウイルスが関与している可能性がある.
●輸血後肝炎の多くを占めていたC型肝炎は,供血者のスクリーニング検査に第二世代抗体測定法を用いることにより,ほぼ100%予防が可能となった.
●稀にみられるHBVによる輸血後肝炎では,劇症肝炎例が報告されている.
●現在でもわずかにみられる輸血後肝炎には,最近ウイルスが同定されたGBウイルスが関与している可能性がある.
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