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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻3号

1996年03月発行

文献概要

今月の主題 肝疾患Q&A 肝疾患の診断

慢性肝炎を活動性・非活動性に分類する意義はあるのか

著者: 永井孝三12 賀古眞12

所属機関: 1帝京大学医学部第4内科 2溝口病院

ページ範囲:P.458 - P.460

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ポイント
●慢性肝炎の分類が国際的にも改定されつつある.
●その要諦は,①病因診断を明記すること,②主要所見のうち,時間的経過を反映する線維化と,その時点での壊死・炎症反応に分けて評価し,前者をステージ,後者をグレードとし数量化して併記する,ことにある.
●本邦でも欧米分類との整合性のとれた新分類が検討されており,活動性・非活動性に分ける従来の分類は廃止される可能性が高い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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