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文献概要
今月の主題 肝疾患Q&A 肝疾患の治療
IFN以外の肝炎治療薬に展望はあるか
著者: 松嶋喬1
所属機関: 1市立函館病院消化器科
ページ範囲:P.507 - P.509
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●C型慢性肝炎の一部は肝硬変へ進展し,C型肝硬変は高率に肝癌を合併する.
●C型慢性肝炎の治療目的は肝硬変への進展を阻止することであり,HCV排除を目的としたインターフェロン(IFN)が第一選択薬である.
●IFNでHCVが排除されないC型慢性肝炎は,alanine aminotransferase(ALT)の安定化を指標として,肝硬変への進展阻止を目的とした薬物治療法を行う.
●IFN無効例に対する新しい抗ウイルス療法の開発,IFNと他剤との併用療法による治療効果向上の可能性の検討が今後の課題である.
●C型慢性肝炎の一部は肝硬変へ進展し,C型肝硬変は高率に肝癌を合併する.
●C型慢性肝炎の治療目的は肝硬変への進展を阻止することであり,HCV排除を目的としたインターフェロン(IFN)が第一選択薬である.
●IFNでHCVが排除されないC型慢性肝炎は,alanine aminotransferase(ALT)の安定化を指標として,肝硬変への進展阻止を目的とした薬物治療法を行う.
●IFN無効例に対する新しい抗ウイルス療法の開発,IFNと他剤との併用療法による治療効果向上の可能性の検討が今後の課題である.
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