文献詳細
文献概要
今月の主題 肝疾患Q&A 肝疾患の治療
SBPに対する抗生物質をどう選択するか
著者: 井出広幸1
所属機関: 1東海大学大磯病院消化器内科
ページ範囲:P.517 - P.519
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●SBPの症状は,軽微であったり無症状のこともある.腹水のある肝硬変の患者が“調子を悪くした”ときはSBPを疑ってみる.
●診断の決め手は腹水穿刺による腹水中の好中球数である.
●診断がつけば,ただちに第三世代セフェムを投与する.
●抗生剤治療開始後に速やかな軽快をみないときは要注意である.
●SBPの症状は,軽微であったり無症状のこともある.腹水のある肝硬変の患者が“調子を悪くした”ときはSBPを疑ってみる.
●診断の決め手は腹水穿刺による腹水中の好中球数である.
●診断がつけば,ただちに第三世代セフェムを投与する.
●抗生剤治療開始後に速やかな軽快をみないときは要注意である.
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