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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻3号

1996年03月発行

文献概要

今月の主題 肝疾患Q&A 肝疾患の治療

SBPに対する抗生物質をどう選択するか

著者: 井出広幸1

所属機関: 1東海大学大磯病院消化器内科

ページ範囲:P.517 - P.519

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ポイント
●SBPの症状は,軽微であったり無症状のこともある.腹水のある肝硬変の患者が“調子を悪くした”ときはSBPを疑ってみる.
●診断の決め手は腹水穿刺による腹水中の好中球数である.
●診断がつけば,ただちに第三世代セフェムを投与する.
●抗生剤治療開始後に速やかな軽快をみないときは要注意である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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