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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻3号

1996年03月発行

今月の主題 肝疾患Q&A

肝疾患の治療

肝移植—誰に,いつ,どこで行うか

著者: 矢永勝彦1 杉町圭蔵1 柏木征三郎2

所属機関: 1九州大学医学部第2外科 2九州大学総合診療部

ページ範囲:P.547 - P.549

文献概要

ポイント
●欧米では肝移植は進行した肝疾患の治療法として定着しており,米国のみで1994年には3,653例が行われている.
●肝移植の成績は現在,1年生存率78.6%で,特に原発性胆汁性肝硬変,胆道閉鎖症などの胆汁うっ滞性肝疾患や,非B型肝硬変,代謝性疾患などで良好である.
●わが国では,1989年より生体部分肝移植が260例あまり行われているが,死体肝移植はいまだ離陸できず,移植関連学会合同委員会が10施設を特定している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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