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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻3号

1996年03月発行

文献概要

今月の主題 肝疾患Q&A 肝疾患の自然史と予後

日本人の自己免疫性肝炎は海外とどう異なるか

著者: 銭谷幹男1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学内科学講座第1科

ページ範囲:P.560 - P.562

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ポイント
●日本人の自己免疫性肝炎と欧米症例では疾患感受性遺伝子が異なる.
●発症年齢は,わが国では中年以降が多く,欧米に比し若年発症例が少ない.
●わが国の自己免疫性肝炎はほとんどが抗核抗体陽性症例である.
●わが国では,C型慢性肝炎でAIHと鑑別困難な症例が存在する.
●わが国では,欧米に比し重症型,治療後再燃予後不良型は少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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