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今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 皮膚症状をみて何を考えるか
紫斑
著者: 斉藤隆三1
所属機関: 1東邦大学大橋病院皮膚科
ページ範囲:P.631 - P.633
文献購入ページに移動●紫斑の診断にあたっては性状(点状か斑状か,浸潤の有無),出現した状況,分布を観察する.
●粘膜出血など皮膚以外の臓器出血の有無を確認する.
●紫斑以外の皮膚症状,全身症状があるか否か.
●既往歴,家族歴から出血性素因の有無をみる.
●出血性素因としての一般検査を施行する.
●上述の点について異常のないものに血管性紫斑がある.
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