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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻4号

1996年04月発行

文献概要

今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 皮膚症状をみて何を考えるか

膠原病の発疹のみかた

著者: 衛藤光12

所属機関: 1北里大学医学部皮膚科 2国立横浜病院皮膚科

ページ範囲:P.637 - P.640

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ポイント
●膠原病に伴う皮膚病変には,疾患特異的皮膚病変と,非特異的皮膚病変がある.
●非特異的皮膚病変には,循環障害性皮膚病変,紅斑,紫斑,湿疹・皮膚炎,および角化異常などがある.
●SLE(全身性エリテマトーデス)では,循環障害性皮膚病変や日光過敏など,多彩な皮膚病変が出現する.
●強皮症では,レイノー症状が初発症状であることが多い.
●皮膚筋炎では,不定の紅斑や眼瞼浮腫が先行することが多い.
●Sjögren症候群では,眼瞼炎,口角炎,不定の紅斑,歯周囲炎・う歯が先行する.また,皮脂欠乏性皮膚炎,高γ-グロブリン血症性紫斑も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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