文献詳細
今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
皮膚症状をみて何を考えるか
文献概要
ポイント
●黄色腫は組織学的に脂肪滴を含んだ黄色腫細胞の集簇で,臨床像から結節型,発疹型,扁平型に分けられる.
●高脂質血症を伴う黄色腫と,リポ蛋白代謝異常を認めない正脂質血症性黄色腫とがある.
●一般に結節型は高コレステロール血症,発疹型は高トリグリセリド血症を伴い,前者は治療に抵抗性,後者は血清脂質の改善とともに消退する.
●正脂質血症性黄色腫は稀で,扁平型を呈するものが多い.
●黄色腫は組織学的に脂肪滴を含んだ黄色腫細胞の集簇で,臨床像から結節型,発疹型,扁平型に分けられる.
●高脂質血症を伴う黄色腫と,リポ蛋白代謝異常を認めない正脂質血症性黄色腫とがある.
●一般に結節型は高コレステロール血症,発疹型は高トリグリセリド血症を伴い,前者は治療に抵抗性,後者は血清脂質の改善とともに消退する.
●正脂質血症性黄色腫は稀で,扁平型を呈するものが多い.
掲載誌情報