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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻4号

1996年04月発行

文献概要

今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 皮膚症状をみて何を考えるか

黄色腫のみかた

著者: 松尾聿朗1

所属機関: 1東海大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.641 - P.643

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ポイント
●黄色腫は組織学的に脂肪滴を含んだ黄色腫細胞の集簇で,臨床像から結節型,発疹型,扁平型に分けられる.
●高脂質血症を伴う黄色腫と,リポ蛋白代謝異常を認めない正脂質血症性黄色腫とがある.
●一般に結節型は高コレステロール血症,発疹型は高トリグリセリド血症を伴い,前者は治療に抵抗性,後者は血清脂質の改善とともに消退する.
●正脂質血症性黄色腫は稀で,扁平型を呈するものが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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