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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻4号

1996年04月発行

文献概要

今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 皮膚症状をみて何を考えるか

薬疹のみかた

著者: 畑三恵子1 矢島純1 本田光芳1

所属機関: 1日本医科大学付属病院皮膚科

ページ範囲:P.648 - P.650

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ポイント
●以前安全に使用した薬剤によっても,アレルギー性薬疹は生じる.
●アレルギー性薬疹を生ずるまでの感作成立期間は,最低5~7日である.
●原因薬剤と化学構造式が類似した薬剤では,使用経験がなくても交叉反応により薬疹を生じる可能性がある.
●薬剤の種類と発疹の間には多少の親和性が認められるが,薬疹の病型から原因薬剤を推定することは危険性が極めて高い.
●原因薬剤が同一であっても,固体により異なった薬疹の病型をとる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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