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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻4号

1996年04月発行

今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス

内科と皮膚科の境界領域

Behçet病

著者: 小松威彦1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター皮膚科

ページ範囲:P.661 - P.663

文献概要

ポイント
●厚生省ベーチェット病研究班診断基準によれば,本症の症状は4主症状と5副症状に分けられている.
●4主症状は口腔内アフタ,皮膚症状,眼症状,外陰部潰瘍である.
●5副症状は関節炎,副睾丸炎,消化器病変,血管病変,中枢神経病変である.
●皮膚症状には結節性紅斑(下腿に好発し,散在多発する類円形有痛性皮下硬結),皮下の血栓性静脈炎(四肢に好発する索状の皮下硬結),毛嚢炎様・痤瘡様皮疹(顔面・前胸部・背部に好発する小膿疱〜紅色小丘疹)などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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