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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻4号

1996年04月発行

文献概要

今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 内科医が早めに皮膚科にコンサルテーションすべき疾患

重症薬疹

著者: 野崎重之1

所属機関: 1公立昭和病院皮膚科

ページ範囲:P.720 - P.721

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ポイント
●重症薬疹には紅皮症型,皮膚粘膜眼症候群型(MCO型またはStevens-Johnson症候群型),中毒性表皮壊死症型(TEN型)が含まれる.
●特にStevens-Johnson症候群型とTEN型は,生命予後の観点から早期診断,早期治療が望まれる.
●上記2型の鑑別はしばしば困難だが,水疱形成・表皮剥離・粘膜病変の出現は重症化の徴候であり,これらを認めた場合は速やかに治療方針を立てる必要がある.
●治療としては副腎皮質ステロイドの全身投与が有効である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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