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文献概要
今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 内科医が早めに皮膚科にコンサルテーションすべき疾患
天疱瘡・類天疱瘡
著者: 高森建二1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院皮膚科
ページ範囲:P.727 - P.729
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●天疱瘡,類天疱瘡は自己免疫性水疱症である.
●天疱瘡では抗表皮細胞間抗体を,類天疱瘡では抗基底膜部抗体を患者血中に証明する.
●天疱瘡は弛緩性水疱で破れやすく,類天疱瘡は緊満性水疱で破れにくい.
●組織学的には天疱瘡は棘融解性表皮内水疱,類天疱瘡は表皮下水疱である.
●天疱瘡は難治性口内炎で初発することが多い.
●ステロイド内服が治療の第一選択薬である.
●ステロイド副作用発現例やステロイドが使用できない症例には,血漿交換療法は有効な治療法である.
●天疱瘡,類天疱瘡は自己免疫性水疱症である.
●天疱瘡では抗表皮細胞間抗体を,類天疱瘡では抗基底膜部抗体を患者血中に証明する.
●天疱瘡は弛緩性水疱で破れやすく,類天疱瘡は緊満性水疱で破れにくい.
●組織学的には天疱瘡は棘融解性表皮内水疱,類天疱瘡は表皮下水疱である.
●天疱瘡は難治性口内炎で初発することが多い.
●ステロイド内服が治療の第一選択薬である.
●ステロイド副作用発現例やステロイドが使用できない症例には,血漿交換療法は有効な治療法である.
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