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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻4号

1996年04月発行

文献概要

今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス 皮膚科領域の薬の使い方と治療

抗ヒスタミン剤・抗アレルギー薬

著者: 川久保洋1

所属機関: 1東海大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.741 - P.743

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ポイント
●アレルギー疾患に関与しているのは末梢のヒスタミンH1レセプターであり,一般に抗ヒスタミン薬とはH1レセプター拮抗剤をいう.
●新しく市場に出た抗アレルギー剤の多くは,ヒスタミンレセプターに対する作用がより選択的であり,化学伝達物質遊離抑制作用を持つ.
●抗ヒスタミン作用を持たないタイプの抗アレルギー薬では,速やかな止痒のためにはヒスタミン拮抗薬との併用が必要である.
●ある種の抗アレルギー剤では,他剤との薬物相互作用について気をつける必要がある.
●抗アレルギー薬による薬疹は比較的稀だが,疑わしい薬剤から除外してはいけない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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