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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

文献概要

今月の主題 心不全を見直す Introduction

最近の心不全の大規模試験から読み取るべきこと

著者: 村上知行1 篠山重威2

所属機関: 1京都大学医学研究科循環病態学講座 2京都大学医学部第3内科

ページ範囲:P.834 - P.837

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ポイント
●慢性心不全治療の究極的な目的は,患者の生活の質の改善と生命予後の延長である.
●交感神経,レニン-アンジオテンシン系賦活による過度なリモデリングの進展が生命予後の悪化に関連している.
●神経体液因子の作用を阻害するβ受容体遮断薬,アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬,新しいCa拮抗薬が慢性心不全治療薬として有効である.
●いわゆる強心薬は死亡率を増す危険が大きいが,種類,投与量の選択により有効なものがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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