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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

文献概要

今月の主題 心不全を見直す 心不全とは何か

臨床症候から

著者: 山本啓二1 島田和幸1

所属機関: 1自治医科大学循環器内科

ページ範囲:P.847 - P.849

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ポイント
●心不全は呼吸困難,起坐呼吸,発作性夜間呼吸困難,易疲労感,心悸亢進,体重増加,乏尿,浮腫などを主徴とする一連の臨床症候群である.
●急性左心不全は左心室のポンプ機能低下による肺うっ血を特徴とする.
●起坐呼吸は心不全の末期的症状である.
●発作性夜間呼吸困難の出現は通常就寝2〜5時間後に生じる.
●右心不全で最も多い原因は左心不全をきたす疾患によるものである.
●心不全ではレニン-アンジオテンシン系が活性化され,腎でのナトリウムや水の貯留をきたす.
●右心不全の急性増悪時には胆石症,急性肝炎や他の急性腹症と誤られることがある.うっ血性心不全

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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