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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

今月の主題 心不全を見直す

心不全の診断と重症度評価

臨床症状と病態評価

著者: 中村芳郎1 継健1 岩永亮子1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部老年科

ページ範囲:P.862 - P.864

文献概要

ポイント
下記のポイントは本稿ならびに心不全に関する論文を読む際に,あらかじめ認識しておいていただきたい事柄である.
●心不全の定義は必ずしも明確でないまま使用されている.まず論者の立場を理解することが重要である.
●心筋以外の心臓の異常で起こった心機能異常の治療は,外科的に可能な場合が多い.
●心筋不全の多くは収縮機能障害である.
●米国の心不全の多くは虚血性心疾患に原因する.日本の現状とははなはだ異なっていることに注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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