icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

文献概要

今月の主題 心不全を見直す 心不全の診断と重症度評価

心臓カテーテル法による評価—循環動態,左室造影法,収縮性の指標

著者: 石川欽司1 稲垣雅彦1

所属機関: 1近畿大学医学部第1内科

ページ範囲:P.876 - P.878

文献購入ページに移動
ポイント
●心不全の病態を理解するうえで,心機能の諸指標を算出しておくことは重要である.
●心エコー法など非観血的な病態観察がなされているが,心臓カテーテル法による左室圧・容積計測が左室機能評価の標準である.
●左室機能の諸指標は収縮性を表す指標と拡張能を表す指標に分類される.
●max dp/dt(左室等容収縮期圧立ち上がり一次微分値の最大値)とEF(左室駆出率,ejection fraction)が臨床上,最も有用な指標である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?