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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

文献概要

今月の主題 心不全を見直す 心不全の原因とその対応

心不全の誘発要因とその対策

著者: 茅野真男1 横塚仁2

所属機関: 1国立東京第二病院循環器科 2足利赤十字病院循環器科

ページ範囲:P.886 - P.889

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ポイント
●心不全の誘発要因には,各医師が診ている患者層によって異なるが,不整脈,感染,急激な血圧の上昇,急性心筋梗塞,貧血,甲状腺機能亢進症,肺塞栓症,妊娠,心筋炎,弁破壊,心筋虚血が挙げられる.
●実際に多い要因としては,薬剤の中断,食塩の過剰摂取,肉体的精神的ストレスなど,患者自身の問題が多い.誘因の正確な決定には患者背景の把握が必要である.
●拡張不全が主体で心不全が発症する場合は,発症が急激なため,誘発要因が同定できないことも多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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