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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

今月の主題 心不全を見直す

心不全の管理・治療

無症状の心機能低下例の管理

著者: 安村良男1 永田正毅2

所属機関: 1国立循環器病センター心臓内科 2関西労災病院内科

ページ範囲:P.927 - P.929

文献概要

ポイント
●中等症から重症の心不全の治療には限界があり,軽症心不全の進行予防が重視されてきている.
●潜在性の心不全の早期発見に心臓超音波検査が有用である.
●特発性心筋症と免疫学的機序との関連や,心不全の進行と神経体液性因子やリモデリングとの関連が示唆されている.
●心不全の成因によらず,その進展予防にアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤が奨められる.
●軽症心不全の管理は短期的指針(左室径,血中ノルアドレナリン,不整脈など)をモニターしつつ長期的展望のもとになされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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