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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

文献概要

今月の主題 心不全を見直す 心不全の管理・治療

Intervention

著者: 宇井克人12 山口徹12

所属機関: 1東邦大学医学部第3内科 2大橋病院

ページ範囲:P.940 - P.942

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ポイント
●虚血性心疾患による心不全では,急性心筋梗塞に限らず経皮的冠動脈形成術(PTCA)により循環動態の改善をみることがある.
●大動脈内バルーンパンピング(IABP)は平均血圧増加・左室後負荷軽減による心拍出量増加作用および冠血流増加作用がある.
●体外限外濾過法(ECUM)は強制的に血管内水分を除去できるため,利尿の得られない心不全患者では有用な装置である.
●経皮的心肺支持装置(PCPS)は心肺機能をほぼ代用できる強力な循環補助装置であるが,基礎疾患を考慮し,その適応には十分な配慮が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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