文献詳細
文献概要
今月の主題 心不全を見直す 心不全の管理・治療
心不全改善後の生活指導
著者: 濱本紘1
所属機関: 1榊原記念病院循環器内科
ページ範囲:P.953 - P.955
文献購入ページに移動ポイント
●心筋梗塞発症後の再灌流療法は,急性期のみならず慢性期においても根気よく行うと,心機能改善に役立つ.
●心疾患患者の運動療法禁忌としてあげられるものに,うっ血性心不全,不安定狭心症,重篤な不整脈,広範囲梗塞などがある.
●心筋梗塞回復期における重篤な不整脈に対する抗不整脈剤の投与は,陰性変力作用などから考慮する必要があり,Ib群が安全であるが,有効性を考えるとIII群が勝っている.しかし,重篤な肺毒性を有する.
●remodelingは心筋梗塞の治癒機転として起こるが,その際のexpansionが心機能低下に大きく関与することになる.
●心筋梗塞後の心不全に対する投薬は,強心剤,利尿剤,血管拡張剤のほかに,アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の投与が積極的に行われるようになっている.
●心筋梗塞発症後の再灌流療法は,急性期のみならず慢性期においても根気よく行うと,心機能改善に役立つ.
●心疾患患者の運動療法禁忌としてあげられるものに,うっ血性心不全,不安定狭心症,重篤な不整脈,広範囲梗塞などがある.
●心筋梗塞回復期における重篤な不整脈に対する抗不整脈剤の投与は,陰性変力作用などから考慮する必要があり,Ib群が安全であるが,有効性を考えるとIII群が勝っている.しかし,重篤な肺毒性を有する.
●remodelingは心筋梗塞の治癒機転として起こるが,その際のexpansionが心機能低下に大きく関与することになる.
●心筋梗塞後の心不全に対する投薬は,強心剤,利尿剤,血管拡張剤のほかに,アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の投与が積極的に行われるようになっている.
掲載誌情報