icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

今月の主題 心不全を見直す

合併症を伴う心不全の管理と治療

呼吸不全

著者: 一ノ瀬正和1 池田淳1 白土邦男1

所属機関: 1東北大学医学部第1内科

ページ範囲:P.962 - P.964

文献概要

ポイント
●呼吸不全とは室内気吸入時PaO260torr以下となる呼吸障害,またはこれに相当する呼吸障害を呈する異常状態をいう.
●慢性肺疾患による肺血管床の器質的減少および低酸素性肺血管攣縮は,肺性心(右心不全)をきたす.
●慢性気管支炎は肺気腫より肺性心をきたしやすい.
●肺性心の治療には,酸素および利尿剤の投与が有効だが,気道感染の治療や気管支拡張剤投与も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら